【ムートンコートの洗濯は失敗する？】ムートンのクリーニングを安心して任せられる宅配クリーニング６選

ムートンコートのボア（毛綿）部分は、放っておくと徐々に汚れで黒ずんできてきます。

とはいえ高級素材のムートンは、クリーニングに預けるにも仕上り後の状態が心配で、どこに出したらいいか迷ってしまいますね。

 

今回はムートンコートのクリーニングでお薦めの、宅配業者6社を特徴ごとに紹介していきます。

【ムートンのクリーニング】まかせて安心厳選６社

この記事で紹介する「安心して任せられるムートンクリーニングの宅配クリーニング業者」は次の6社です。

 

リネット	リナビス	ワードロープトリートメント
クリコム	プロケア皮革コース	クリーニングパンダ

「ムートンは取り扱わない」という宅配クリーニング業者が多い中、これら6社の特徴や価格の比較をしていきます。

ムートンクリーニングの相場はいくら？まず「は価格で比較

先ずは、店舗型クリーニング店の、「ムートンハーフコート」のクリーニング代金を見ていきます。

クリーニング店	ハーフコート クリーニング店頭価格
スワローチェーン	10,450円
ポニークリーニング	11,550円
喜久屋クリーニング	19,580円
うさちゃんクリーニング	16,000円
白洋舎	8,250円
クリーニング専科	9,000円

※価格は地域によりちがいます。上の表はランダムに地域を抜粋しています。

 

ざっと有名どころの大手チェーンクリーニング店で、価格を抜粋してみました。

すると平均価格は、以下のようになりました。

クリーニング品目	クリーニング代 相場価格
ムートンハーフコート	12,472円

ちなみに「ムートンジャンバー」「ムートンロングコート」は以下の通りでした。

それでは、宅配クリーニングのムートンクリーニング価格は。どのようになっているでしょうか。「ジャンバー」「ハーフコート」「コート」に別けて見ていきます。

【ムートン「ジャンパー」で比較】最安値の業者

宅配クリーニング業者	ムートン「ジャンバー」 クリーニング代	最安値
リネット	11,000円	〇
リナビス皮革コース	15,400円
プロケア皮革コース	16,500円
クリコム	—
ワードローブトリートメント	18,040円
クリーニングパンダ	16,500円

ムートンジャンバーの店舗平均相場は10,674円でしたので、宅配クリーニングのリナビスはほぼ横並びの値段です。

宅配クリーニングの場合、送料を考えてしまいがちですがリナビスの場合クリニング料金11,000円以上は送料無料になります。

【ムートン「ハーフコート」で比較】最安値の業者

宅配クリーニング業者	ムートン「ハーフコート」 クリーニング代	最安値
リネット	15,400円	〇
リナビス皮革コース	15,400円	〇
プロケア皮革コース	16,500円
クリコム	19,800円
ワードローブトリートメント	20,350円
クリーニングパンダ	16,500円

 

ムートンハーフコートでは「リネット」「リナビス」が最安値となりました。

クリーニングチェーン店の相場が12,472円なので、宅配クリーニングの「リネット」「リナビス」は約3,000円お高めです。

 

【ムートン「ロングコート」で比較】最安値の業者

宅配クリーニング業者	ムートン「ロングコート」 クリーニング代	最安値
リネット	15,400円	〇
リナビス皮革コース	15,400円	〇
プロケア皮革コース	16,500円
クリコム	22,000円
ワードローブトリートメント	22,330円
クリーニングパンダ	16,500円

ムートンロングコートも「リネット」「リナビス」が最安値となりました。

次は宅配クリーニングの気になるところ、各社の送料も見ていきます。

各社の送料を比較

宅配クリーニングは「送料無料」が基本という業者が多いですが

送料がかかることがあります。

 

ムートンのクリーニングにおすすめ6社の「送料」を見ていきます。

※価格は税込みです

 

リネットだけは、地域関係なく11,000円以上の利用で送料が無料になりますね。

【ムートンクリーニング】オプション・納期あれこれ比較

 

ここまではあくまで「安さ」を比較しただけで、その本質までは見えていません。

そこで各社の特徴を見ていきます。

それぞれ扱うオプションや納期、などが違います。

※価格は税込み価格です

今度はそれぞれの業者ごとに、価格や特徴をまとめてみます。

【ムートン扱う宅配クリーニング】リネットクリーニング

 

【ムートン扱う宅配クリーニング】リナビス

 

 

【ムートン扱う宅配クリーニング】プロケア皮革コース

 

 

【ムートン扱う宅配クリーニング】クリコム

 

 

【ムートン扱う宅配クリーニング】ワードローブトリートメント

 

 

【ムートン扱う宅配クリーニング】クリーニングパンダ

 

ムートンってどんな素材？？

 

ムートンは羊の毛皮です。

羊の革は「シープスキン」とも呼び本来は同じ意味ですが、革部分だけの製品を「シープスキン」、羊毛（ボア）がある毛皮製品を「ムートン」と呼ぶことが多くなっています。

 

ムートンは1平方センチメートルあたり、約3,000もの羊毛が生えています。

羊毛（ボア）の特徴は

羊毛の特徴は他にもありますが、温かく汚れにくい繊維なんです。

 

ムートンの革（シープスキン）部分の特徴

このように、防寒性、着心地、ファッション性どれをとっても素晴らしい皮革素材です。

ムートンクリーニングでの失敗事例

ムートンの良さと言えば

ですが、ムートンのクリーニングで多くあがる失敗事例は

「柔らかい手触りが固くなる」

「色が変色、脱色されてしまう」

というものです。

 

実際、ネット上ではこのような声が上がっています。

なぜ、このようなトラブルが多くあるのでしょうか。

ムートンに限らず、革全般にいえることですが、皮革は天然物で同じ「羊の革」でも１つ１つに個性があります。

その個性とは脂のノリや厚み、色合いなどですが、それらの状態を見極めて洗いや乾燥、アイロンを施さなければいけません。

それをこなせる「革に精通した職人さん」が不可欠になります。

 

ここで紹介する宅配クリーニング業者は、そのようなエキスパートが居たり、豊富な経験から積み上げたノウハウがある業者になります。

自分でできるムートンのメンテナンス

基本的にはブラッシングをして、毛並みを整えほこりを落とすことです。

羊毛（ボア）は、自然と絡み合う性質があります。こまめなブラッシングで絡み合いを防ぎましょう。

ムートン専用の「ムートンブラシ」が重宝します。

ブラシをかけた後は、風通しの良い場所で陰干しをしてあげましょう。

羊毛は呼吸すると言いますが、含んだ湿気を自力で外気に放出することができます。

 

シーズンが終わってクローゼットに保管する時は、かならずその前にブラッシング、陰干しをしてから保管しましょう。

防虫剤は直接ムートンに触れないように注意してください。

 

汚れがなくても、２～３年に１度はクリーニングに出しましょう。

また革部分（シープスキン）には「ラノリン」というオイルで手入れをすると、ツヤや滑らかさを維持できます。

「ラノリン」とは羊の毛「羊毛」からとれる成分なので、羊皮との相性も抜群です。

まとめ

 

ムートンは柔らかくて、手触りがソフトでボアの毛並みもフワフワで温かいもの。

そんなムートンの魅力が、クリーニングによって台無しされては悲しすぎます。

 

ここで紹介した「ムートンクリーニングおすすめ６社」の中から、特徴のちがいを見極めてあなたのニーズにあった業者を利用してみてください。