“関西売上げNO1″ノムラクリーニングが宅配サービス『モンクチュール』をはじめたよ

関西中心に約250店舗を展開する大手クリーニングチェーンのノムラクリーニング。

ノムラクリーニングが運営する宅配クリーニングサービス「モンクチュール」を紹介します。

モンクチュールは、他の宅配クリーニングと何が違うの？

という疑問に簡潔に答えたのが、つぎの「モンクチュールの想い」です。ぜひ最初に目を通してくださいね。きっとモンクチュールのことを解ってくれると思います。

筆者が実際に、利用した体験レビューの記事も参考にしてください。

宅配クリーニング「モンクチュール」の想い

 

ノムラクリーニングは創業62年、関西ナンバーワンの売上げを誇り、自社工場を11か所も持つクリーニング業界の大御所です。

なのに今まで「宅配クリーニング」には参入せずにいました。

 

それには２つの理由があったからです。

これらの問題を解決しなければ、「宅配クリーニング」には参入しない、というスタンスでいたんです。

「再仕上げ」とは、お客様が仕上がりに満足せず、無料でやり直しをすることです。

つまりクレームです。

クリーニング業界は「クレーム業界」と言われるほど、クレーム率は高い業界です。

しかも商売のメッカ、関西圏のお客様は、製品やサービスには常に厳しい目を持っています。

 

そんな環境下で「再仕上率」＝「クレーム率」＝「0.01％」というのは、驚異的です。

ノムラクリーニングがいかに「品質」と「顧客満足度」に拘ってきたかが解るのではないでしょうか。

ここからは、ノムラクリーニングが運営する宅配クリーニング「モンクチュール」が、どのように2つの問題

を解決したかを含め、モンクチュールの品質、スペックを紹介していきます。

 

最初は、モンクチュールのプランと価格を見ていきます。

【宅配クリーニング】モンクチュールのスペックを紹介

 

モンクチュールのコース価格

モンクチュールの料金形態は「パック料金制」になっています。

パック料金とは、「5点で一律○○円」とか「10点で一律〇〇円」というように、取り扱いアイテムであれば、中身が何であっても点数ごとに一律料金になっているかたちです。

そしてこちらが、モンクチュールの価格です。

 

衣類5点パック	税抜き　10,500円	税込み　11,550円
衣類10点パック	税抜き　14,000円	税込み　15,400円
衣類15点パック	税抜き　19,500円	税込み　21,450円
衣類20点パック	税抜き　23,000円	税込み　25,300円

点数のカウント方法

上下スーツ	ファー付ブルゾン （脱着できるファー）	ファー付ブルゾン （脱着できないファー）	こども服 （140cm以内）
2点	2点	1点	0.5点

当サイトでは約40社の宅配クリーニングを比較調査していますが、スーツの2点カウントは、ほぼ全部の業者が採用しているカウント方法です。

こども服の割引カウントは、約3割くらいの業者が採用しています。

 

価格を見る限り・・

一見、ちょい高めに感じると思います。

 

もう一度念を押しますが、モンクチュールの母体「ノムラクリーニング」は、お客様からの「やり直し要求」が、業界内ではトップクラスに少なく、なんと0.01％です。

洗い方や乾燥、仕上げから配送まで、とことん品質に拘っています。

安易な納期や、安易な処理方法は取りたくないのです。

 

本来、他社なら「デラックスコース」なる、お高めのコースを選ばないと付加されないサービスが、モンクチュール（スタンダード）では標準装備になっています。

なのでモンクチュールの価格は、他社の「デラックスコース」の料金と比較してみると、いかに安いかが解ると思います。

 

そうです。モンクチュールの品質が他社の「デラックスコース」と同等レベルでないと、比較しても意味がありません。

次にモンクチュールの品質に切り込んでいきます。

【宅配クリーニング】モンクチュールの品質とこだわり

モンクチュールの概要を見ていきます。

結局、モンクチュールは高いの？安いの？

 

ここまで見てくれた方は、モンクチュールの品質の高さには納得頂けたのではないでしょうか。

 

最後にモンクチュールと、他社の「デラックスコース」の価格を比較してみます。

宅配クリーニング業者 デラックスコース	１０点 パック料金	不織布	汗抜き	手仕上げ	撥水加工	消臭加工
A社 デラックスコース	22,880 円	無料	無料	無料	無料	✖
B社 デラックスコース	22,770 円	無料	無料	無料	✖	✖
C社 デラックスコース	27,500 円 （11点）	✖	✖	無料	✖	✖
D社 デラックスコース	18,128 円	無料	✖	✖	1,100円 /1着	✖
モンクチュール スタンダードコース	15,400円	無料	550円 /1着	無料 1着に10人以上の職人が関わる	1,100円 /1着	無料 消臭＆防臭

各社の「デラックスコース」の内容は、それぞれの得意分野を活かしたもので、どうしても異なります。

しかし、モンクチュールの品質が、他社の「デラックスコース」に匹敵するクォリティーなのは間違えなさそうです。

【まとめ】当サイトが着目するモンクチュールの強み

モンクチュールの強みを、当サイトなりにまとめてみると次の５つになります。

再直し率の低さ　（0.01％）

再直し率0.01％とは、モンクチュールの母体「ノムラクリーニング」の2021年度の店舗実績です。

再直しとは

お客様が「やり直せ！」と言ってきて、無料でやり直しをする行為です。

つまり、クレームです。

 

クリーニング業界は「クレーム業界」とも言われ、非常にクレーム率が高い業界です。

愛着のある衣類や、高級衣類を預ける方が多いので、ユーザーの期待に満たないと、即クレームにつながっていくお仕事です。

しかも商いの本場、大阪が本拠地の会社です。

お客様の目は肥えています。

ちょっとやそっとのサービスでは感動も、良い口コミもしてくれないのは想像できますね。

逆に、ちょっとやそっとのミスが、大きなクレームにもなりやすいはずです。

筆者も大阪でアパレル店の店長として、働いた経験がありますが大阪の人は着るものに拘りを持つ人が多いです。

イヤなものはイヤ！

ダメなものはダメ（アカンものはアカン）！

そんな環境の中、再直し率（クレーム率）が0.01％です。

10,000件に1件の割合・・

これは、注目せざるを得ない内容です。

シワ伸ばしスプレー　プレゼント

モンクチュールの母体、ノムラクリーニングが「宅配クリーニング」への参入を躊躇していた理由の一つが、配送中のシワです。

その解決策として

１つは、2段構造の段ボール箱をオリジナルに作って、シワの負担を軽くしました。

多くの衣類を重ねれば、下になった衣類が当然シワになります。

衣類の重みを分散させることで、それぞれのシワリスクが少なくなりました。

 

2つ目は、モンクチュールがオリジナルに開発した「シワ伸ばしスプレー」です。

当サイトは約40社の宅配クリーニング業者を調査、比較しています。

その中で配送中のシワに対して、なんらかの工夫や対策をしている業者は多く見かけますが、たいていは箱の改良や、たたみ方、衣類に挟むクッション材など、箱の中でおこることへの対策です。

モンクチュールの「シワ伸ばしスプレープレゼント」は、お客様が箱から出した後、着用するまでの過程すべてを考え対策していると言えます。

 

ドライクリーニング溶剤の徹底管理

ドライクリーニング溶剤の管理は、とても大切な要素です。

そもそもの話ですが、ドライクリーニングは「水を使わない」洗濯方です。

 

水の代わりに「石油系」「フッ素系」などの溶剤を使用します。

（多くのクリーニング店では、コストが安く洗浄力の高い石油系を使っています）

水ならば、洗濯後は排水として捨ててしまえますが、石油系溶剤のような油はその都度捨てるわけにはいきません。

ですので汚れた溶剤は、ろ過して繰り返し使っています。

「繰り返し使う」と聞くと、嫌悪感をいだく人もいるかもしれませんが、しっかりした溶剤管理をおこなう業者であれば、きちんとろ過され綺麗な環境を保っています。

しかし、溶剤管理は各社、各店舗によってバラツキがあるのが現実です。

汚れた溶剤をきれいにろ過するには、それなりの時間とコストがかかります。

 

衣替えの繁盛期には一機に多くのクリーニング品が依頼され、手いっぱいになると時間がとれずに溶剤管理がおろそかになるお店もあります。

溶剤管理は当たり前のようで、実はコスト、手間、時間がかかるため、一定レベルの設備と体制が必要なものなんです。

よごれた溶剤をろ過せず、クリーニングを行うと「再汚染」といって、クリーニングする前の状態より汚れてしまう可能性があります。

また、そこまで汚れてないとしても、独特なクリーニング臭が濃く付いてしまいます。

 

下の画像で、左が汚れた溶剤。右が日頃からマメにろ過されている溶剤です。

溶剤をろ過する方法として、おもに3つの方法があります。

この中では3番目の「蒸留」が、一番きれいに溶剤をリサイクルできます。

でも、この蒸留装置。

何千万という設備投資が必要になるほど、とても高額な設備なんです。

なので、この蒸留ができるクリーニング店はそう多くありません。

モンクチュールは、この蒸留方式で徹底的に溶剤管理に拘っている会社なんです。

 

個別洗い

モンクチュール（ノムラクリーニング）の工場には、毎日大量の衣類が送られてきます。

そうなると通常の場合、いっきに沢山の衣類を大型のドラムに放り込んで洗ってしまうのが常です。

 

しかしモンクチュールでは、一点一点ネットに入れて個別に洗っているんです。

効率よりも、衣類へのダメージやお客さまの満足度を優先すると、こういう工程になるんですね。

 

抗菌・においガード加工の凄さ

臭いを消臭する方法には、マスキングという方法があります。

その方法はある嫌な臭いに、別の臭いを被せてしまい、嫌な臭いを抑える方法です。

この方法だと、長くは持たなく一時的な臭い止めにすぎません。

しかし、モンクチュールの「抗菌・においガード加工」は、国際特許取得のグラフト重合高分子技術をクリーニングに応用した、全く新しい技術です。

この加工では

これらの消臭と、臭いを落とすだけでなく

という臭いを寄せ付けない効果まであります。

そして、その持続性が高いことも実証されています。

 

モンクチュールのデメリット

たくさんの特徴や、おもてなしが詰まった「モンクチュール」ですが、デメリットはあるのでしょうか？

もしあるとすれば、「とにかく安く上げたい」という人には、やはり「少しお高め」の価格であるということでしょうか。

 

たしかに「そんなにきちんとしなくても良いから、安く仕上げて！」という方には向いていないかもしれません。

まとめ

 

モンクチュールは大切な衣類や高級ブランドから、日用の衣類まで安心して預けられる宅配クリーニングであることは間違いありません。

宅配クリーニングを利用したいけど・・

なんてケースがあれば、モンクチュールは持って来いです。