【ダウンの高級ブランド】 お薦め宅配クリーニングをシーン別に紹介！カナダグースやモンクレールもノースフェイスも水沢ダウンも安心して出せる！

お気に入りのダウンジャケット（コート）を、クリーニングに出すのってちょっと勇気がいりませんか？

いつもの街のクリーニング屋さんで大丈夫かな？って。

この記事では元アパレル店長でジュニア洗濯ソムリエの筆者が、全国対応の宅配クリーニング業者の中から、安心してダウンを任せられる業者の紹介をしていきます。

一口にダウンのクリーニングと言っても、ダウンの状態によって難易度がちがいます。

難易度が違えば、価格も必要な技術も違ってきます。

そこでダウンの状態別に合わせて、おすすめ業者を選別していきます。

このようなダウンの状態別に、お薦めのクリーニング業者を見ていきますね。

ダウンジャケットやダウンコートの状態別【おすすめ宅配クリーニング業者】

お気に入りのダウンを預けるなら、クリーニング技術は高いに越したことないですが、汚れやダメージが少なければ「そんなに高くない値段」で済ませられます。

また、ウン十万円もするブランド品や、ダメージが大きいダウンなら、ある程度の「高級クリーニング」に預けた方が安心感も高くなります。

【ダウンのダメージ度合は少ない】定期メンテナンスとしてクリーニングに預けたい

「高級ブランドダウン」をクローゼットにしまう前に、カビの原因となる汗や汚れをしっかり落とし、乾燥させておきたいですよね。

そのような時に利用したい、宅配クリーニングを紹介します。

【高級ダウン・ブランド】ダウンの定期メンテナンス

まずは、シーズン終わりのメンテナンスに出したいダウンが高級ブランドだった場合、お薦めの宅配クリーニング店です。

高級ブランドと言えば、たとえば・・

など、10万円を超えるような高級ブランドです。

こうなると

とはならない人は多いはず。

この記事では、約40社の宅配クリーニング店の中からダウンのクリーニングを安心して任せられる業者を9社に厳選しました。

なかでも高級ダウンを、シーズン終わりの定期メンテナンスに出すのにお薦めな業者を2社紹介します。

その2社とは、次の会社です。

プラスキューブ

クリーニングパンダ

2社の特徴をそれぞれ紹介します。

【ノンブランド】ダウンの定期メンテナンス

ノンブランドとはいえ、ダウンは安物ではないし失敗はされてくないですよね。

なのでやっぱりダウンのクリーニングには、こだわりと経験があるお店に任せたいところです。

本音を言えば、クリーニング代ば安く抑えたいところ。

そんなニーズにぴったりの『宅配クリーニング』を紹介します！

ノンブランドダウンの定期メンテナンスで、お薦めの宅配クリーニング業者は次の２社です。

プロケア

フランス屋

2社の特徴を見ていきます。

【ダウンにシミ・黄ばみ・変色・破れ】何とかなるの！？

ここで紹介する業者は、次の３社です。

パック料金制	個別アイテム料金制 （メンズ）	個別アイテム料金制 （レディス）
ランドリーバスケット	HIRAISHIYA	キレイナ

それでは、３社の特徴を見ていきます。

【ダウンの染み・汚れ・穴】パック料金制の宅配クリーニング『ランドリーバスケット』

洗濯に失敗したダウンを何とか蘇らせたい！ときにお薦めの宅配クリーニング業者

このケースでお薦めの宅配クリーニング業者は、次の２社です。

クリーニングパンダ

キレイナ

ノンブランド・もしくは極力お金をかけないで再クリーニングをしてみたい～クリーニングパンダ

北海道、沖縄以外の地域なら、送料こみでも安くクォリティーが高い「ダウンクリーニング」を受けられます！

【高級ブランドのダウンジャケット・ダウンコートの洗濯やクリーニングに失敗！】再クリーニングは『キレイナ』へ

ダウンジャケットやダウンコートのボリュームが薄くなっている・・『クリコム』におまかせ

ここで紹介する宅配クリーニング屋さんは「クリコム」です。

クリコム

それでは、クリコムの特徴を紹介していきます。

ハイブランド・高級ダウンだけどクリーニング代を安くおさえたい

高級ブランドダウンでも、クリーニング代は安く抑えたい・・『フラットクリーニング』が激安だよ

リーズナブルで、ダウンのクリーニングに精通している宅配クリーニング業者は『フラットクリーニング』です。

フラットクリーニング

それではフラットクリーニングの、価格面や特徴について紹介します。

【宅配クリーニングの料金形態】『パック料金制』と『個別アイテム料金制』とは？

宅配クリーニングには、大きく2種類の料金携帯があります。

「パック料金制」と「個別アイテム料金制」です。

宅配クリーニング業者によって、料金形態がちがいます。

「パック料金制」とは

例えば「5枚で6,000円」のパックがあるとすると、取り扱いアイテムなら何でも一律5枚で6,000円になります。

ワイシャツ5枚でも6,000円。

コートやダウンジャケットだけで5枚送っても、6,000円です。

パック料金制は「5枚パック」より「10枚パック」、「10枚パック」より「15枚パック」と点数が多いパックほど、1点あたりの単価は安くなります。

「個別アイテム料金制」とは

『個別アイテム料金制』は、街のクリーニング屋さんと同じで

というように、アイテムごとに料金が決定されていて1点から送ることができます。

送料は、パック料金にくらべて高めの設定になっている場合が多いです。

どの料金体系を採用しているかは、各社によって違ってきます。

■A社　パック料金制

■B社　個別アイテム料金制

■C社　パック料金と個別アイテム料金の両方を採用

『宅配クリーニング業者』の料金形態は、上記の3パターンのいづれかが殆どです。

A社、B社、C社の割合は、6：3：1くらいです。

宅配クリーニング「利用の流れ」案内

宅配クリーニングを利用した場合、どのような手順と流れですすむのか見ていきましょう。

公式ページから注文をする

各社の公式ページから、インターネット注文をします。

集荷キッドが届く

ネットで注文後、2～３以内に着物を入れるバッグをはじめとする「集荷キッド」が届きます。

中身はだいたい以下の物が同梱されています。
（業者によって中身は異なります）

なかには集荷キッドがない業者もあります。

その場合、丈夫な袋か段ボールを用意して送ります。

洗濯ものを集荷バッグに入れて発送する

集荷バッグに、洗いたいものをたたんで詰めます。

各社、微妙にルールや注意事項がちがいますので、同梱の説明書はしっかり目を通しましょう。

詰め終わったら、運送便を手配します。

洗濯ものが工場に届いて検品後、シミなどの見積もりの連絡

商品が届くと、業者がまず行うのは品物の状態を検品します。

検品して新たなシミやほつれ、カビや色落ちなどがあると、それの処置を行うか否か、またその処置の見積もり金額を伝えてくれます。

そして金額が見合えば、「正式に注文する」というかたちです。

しみ抜きなどの代金は、約1週間前後の期間をかけて見積もり連絡があります。

クリーニング完成後・納品

おおくの業者は、注文時に指定した日に納品されます。

完成品が届いたら、状態のチェックをしましょう。

もし万が一、クリーニングに不備などがあれば連絡します。

大抵は、再仕上などの措置をとってもらえるはずです。

再仕上を依頼するのは、通常は完成品到着から１週間以内が常識範囲です。

再仕上を行う場合、次の条件が満たされてないと不可になることがあります。

【ダウンの特性を知ろう】なぜ多くの優良クリーニング店はダウンを水洗いをするの？

ダウンジャケットの洗濯表示は、ほとんどが「ドライクリーニング」指定となっています。

しかし、この記事で紹介した「優良なクリーニング店」は、「ドライ」指定のダウンを「水洗い」で洗浄しています。

何故なのでしょうか？

「ドライクリーニング」と「水洗い（ウェットクリーニング）」の違いは以下のとおりです。

♠ドライクリーニング 油性の汚れを落とす 皮脂汚れ 食用油 ファンデーション 排気ガス メリット 洗いによる服のダメージが少ない 縮みがおこらない 低コストで大量に洗える デメリット 水溶性の汚れは落とせない 石油系溶剤は乾かないで肌に触れると科学火傷をおこすことも もともと羽毛が持つ油分も洗い流してしまう

♠水洗い 水溶性の汚れを落とす 汗 ジュース お酒 血液 よだれ メリット 水溶性の汚れの他、油性の汚れも落とせる 臭いも落とせる デメリット 縮みがおこりやすい 型崩れなど衣類にダメージを与えやすい 色落ちする 生地のハリがなくなることも

このように、ダウンジャケットやコートはデザインや風合いを損なわせないために「ドライクリーニング」を指定しています。

ただシーズン通して着用したダウンジャケットは、見た目以上に汗を吸い汚れも蓄積しています。

もし表面に輪染みがあれば、その汚れは中綿（ダウン）まで浸透している可能性が大きいです。

このような汚れや汗は、ドライクリーニングではどうしても落とせません。

またドライクリーニングは、羽毛が元来もっている「油分」をも落としかねません。

本来、洗濯だけを考えればウェットクリーニングが最適なります。

しかし水洗いでは、衣類の素材やデザインにダメージを与えてしまうため「ドライ指定」がされています。(水洗いデメリット）

なので「ドライ指定」のダウンを水洗いするには、相当の知識と技術と経験が必要です。

プロですら、それだけハードルが高い洗濯技術なんです。

この記事では、それらのハードルをクリアした「ダウンクリーニングに精通した業者」をピックアップして紹介しています。

また、多くのダウンは「タンブラー乾燥 禁止」の指定ですが、水洗いしたダウンは自然乾燥だけでは短時間で乾きません。

乾燥に時間をかけてしまうと、縫い目（キルティング）部分に沿ってシミが浮いてきます。

これはダウンに溜まっていた汚れが、蒸発しやすい縫い目に沿ってシミとなって現れる現象で「際つき（きわつき）」と言います。

際つきは、タンブラー乾燥で短時間に乾かすことで起こりません。

とは言えダウンの表素材はナイロンなど、デリケートなものが多いです。

デリケート素材をタンブラー乾燥機にかけるにも、職人の技術と経験がものを言います。

ダウンジャケットやダウンコートのクリーニング失敗事例

「ドライ指定」のダウンジャケット・コートを自宅で洗濯するのは、かなり無謀でこのサイトではお勧めしません。

ではプロのクリーニング屋さんなら、大丈夫でしょうか？

いえ、プロと言えど扱いが雑な体質のお店や、ダウンの知識が不足しているお店では安心して任せることはできません。

ここでは、そんなプロに任せたのに起こってしまった失敗事例を紹介していきます。

他にも「ファーをゴワゴワにされた」など、ファーに関する悪い口コミは見かけました。

キルティングの縫い目に沿ってシミが浮き上がる「際つき（きわつき）」という現象、これは「洗い手」の失敗事例です。

ドライクリーニングで溶剤が汚かったか、水洗いでも乾燥がいい加減なケースに多い事例です。

モンクレールの内側に貼られているアニメラペルは、実際ほつれ易いようで同じようなレビューが散見できます。

良心的なクリーニング店では、取れそうな付属は予めとったり、生地を傷つけそうな付属にはソフトカバーで覆ったりします。

羽毛の油分をとってしまった、乾燥の不完全、仕上げの不行き届きなどの原因があるかもしれません。扱いを間違われると羽枝を折られて2度と膨らみを持てない状態にされかねません。

その他、羽毛が飛び出すようになったなどの声も聞こえますが、これについてはクリーニングというより、ダウンジャケットの構造の話になります。

ダウンジャケット・コートのダウンは衣服の表地と裏地の間に入っています。

その中でも

①パックインタイプ
羽毛がダウンパックというパック袋の中に入っている

②ノンパック
羽毛は直接衣類の表地と裏地の間に詰め込まれている

とあり

パックインは重いが、毛が抜けにくい

ノンパックは毛が抜けやすいが、軽い

という特徴があり、洗濯によりキルティングの目はどうしても広がるので、「ノンパック」のジャケット・コートだと、以前と比べ毛が出やすくなることはあります。

まとめ

ダウンジャケットやダウンコートを「取り扱いますよ！」というクリーニング屋さんは、沢山あります。

しかし高級なダウンを預けるのに、ふさわしいクリーニング屋さんは限られてきます。

それだけダウンジャケットは扱いが難しいですし、手間も時間もかかるアイテムです。

手間をはぶかれては、とんでもない仕上りになることもあります。

ダウンの扱いが得意、不得意はあるとはいえ、不得意な業者が自社ホームページにデカデカと「ダウンジャケット」「ダウンコート」を掲載したりはしません。

そういう意味でダウンを大きく掲載し、ドライの製品でも「水洗いを行います」という業者をまとめてみました。

ドライの製品を水洗いするということは、リスキーなことで技術に相当自信がないとできないからです。

愛着ある高級ブランドダウンを出すのですから、それなりの技術がないと安心できませんから。